フランスでスタバは繁盛するか
(03・2・21)

 ちょうど、去年の今頃、アメリカの東海岸を旅行していたとき、現地のスタバ(スタ

ーバックス・コーヒー)に入りました。日本でもスタバは“繁殖”していて、都心のオ

フィス街を中心に、ターミナル駅周辺とか、いろんなところにあります。

 私自身、コーヒーが好きで、毎日、必ず何杯かはコーヒーを飲んでいて、日々、うま

いコーヒー探しには余念がないのですが、このスタバは案外、思ったよりハズレではあ

りませんでした。

 日本のスタバはどうかわかりませんが、向こうのスタバだと、カップの大きさがアメ

リカ人の体型並みに超ビッグです。

 向こうも基本的にはS、M、Lの3種類のサイズがあります。

 んで、うっかり、「M」を頼んだところ、これがまたトンデモない大きさで、確か、

通常、日本人が飲む3〜4杯以上はあったように記憶していますが、さすがに、全部は

飲みきれませんでした。この私が飲みきれないわけですから、相当の量です。

 それ以来、向こうのスタバに入るときは、「S」のサイズを頼むようにしてましたが、

それでも、日本の感覚では「L」サイズですね。

 現地の在住者によりますと、スタバの出現で、アメリカ人はコーヒーをよく飲むよう

になったといいます(何だか、それまではそういったホット・コーヒーを手軽に飲む感

覚がなかったといいます)。

 確かに値段の割りには(私の記憶では、Sのサイズで、2ドル前後だったと思います)

それなりに風味があって、歩き疲れたらふらっと入って、ちょっと息を抜いて、一服

するにはちょうどいい感じでした。

 コーヒーといえば、やはりフランスです(フランス語ではカフェですが)。

 ここ最近、しばらくフランスには行っていないので、最新の情報からは疎くなってい

るのですが、去年、パリを訪れたときは、まだ街中にスタバはなかったように思います。


 もしかしたら、既にスタバは進出して、オペラ座周辺やシャンゼリゼ通りあたりに、

店を構えているのかもしれませんが、少なくとも私の目では確認できていません。

 フランスのカフェもそれなりの歴史というか、洗練された文化があって、それはそれ

ですごくいいのですが、私のように椅子に座って、ゆっくりと最低2〜3杯はコーヒー

を飲みたい人間にとって、フランスのカフェはまどろっこしいところがあります。

 というのは、ブラック(=カフェ・ノワール)は、基本的にサイズが「プチ」(小)

と「グラン」(大)の2種類があるのですが、この「プチ」サイズを注文すると、本当

に量が少ないのです。で、「グラン」の方で、アメリカのスタバの「S」サイズの半分

あるかないかといったところなのです。

 ほんと、一口飲んだら、もうそれで終わりの世界なのです(まあ、ケチケチすること

なく、追加注文すれば済む話ではありますが……)。

 それを考えると、もし、スタバが本格的にフランスに進出したら、フランス人は、ど

う受け止めるのか、ちょっと興味があります。

 フランスには、マックやバーガー・キングといった米資本のファストフードもそれな

りに人は入っていますので、まあ、表向きは眉をひそめつつも、スタバのあのコーヒー

であれば、一定レベルは客が入るんじゃないかと思います。

 逆に、そういう形で、既存の地元のカフェとの間で、適度な「自由競争」が起これば、

そのうち、おかわり自由のカフェあたりが出現して、私のようなコーヒー好きには非常

にありがたいことだと、まったく都合のいいことを考えているのですが(笑)。


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