|
ちょうど、去年の今頃、アメリカの東海岸を旅行していたとき、現地のスタバ(スタ
ーバックス・コーヒー)に入りました。日本でもスタバは“繁殖”していて、都心のオ
フィス街を中心に、ターミナル駅周辺とか、いろんなところにあります。
私自身、コーヒーが好きで、毎日、必ず何杯かはコーヒーを飲んでいて、日々、うま
いコーヒー探しには余念がないのですが、このスタバは案外、思ったよりハズレではあ
りませんでした。
日本のスタバはどうかわかりませんが、向こうのスタバだと、カップの大きさがアメ
リカ人の体型並みに超ビッグです。
向こうも基本的にはS、M、Lの3種類のサイズがあります。
んで、うっかり、「M」を頼んだところ、これがまたトンデモない大きさで、確か、
通常、日本人が飲む3〜4杯以上はあったように記憶していますが、さすがに、全部は
飲みきれませんでした。この私が飲みきれないわけですから、相当の量です。
それ以来、向こうのスタバに入るときは、「S」のサイズを頼むようにしてましたが、
それでも、日本の感覚では「L」サイズですね。
現地の在住者によりますと、スタバの出現で、アメリカ人はコーヒーをよく飲むよう
になったといいます(何だか、それまではそういったホット・コーヒーを手軽に飲む感
覚がなかったといいます)。
確かに値段の割りには(私の記憶では、Sのサイズで、2ドル前後だったと思います)
それなりに風味があって、歩き疲れたらふらっと入って、ちょっと息を抜いて、一服
するにはちょうどいい感じでした。
コーヒーといえば、やはりフランスです(フランス語ではカフェですが)。
ここ最近、しばらくフランスには行っていないので、最新の情報からは疎くなってい
るのですが、去年、パリを訪れたときは、まだ街中にスタバはなかったように思います。
もしかしたら、既にスタバは進出して、オペラ座周辺やシャンゼリゼ通りあたりに、
店を構えているのかもしれませんが、少なくとも私の目では確認できていません。
フランスのカフェもそれなりの歴史というか、洗練された文化があって、それはそれ
ですごくいいのですが、私のように椅子に座って、ゆっくりと最低2〜3杯はコーヒー
を飲みたい人間にとって、フランスのカフェはまどろっこしいところがあります。
というのは、ブラック(=カフェ・ノワール)は、基本的にサイズが「プチ」(小)
と「グラン」(大)の2種類があるのですが、この「プチ」サイズを注文すると、本当
に量が少ないのです。で、「グラン」の方で、アメリカのスタバの「S」サイズの半分
あるかないかといったところなのです。
ほんと、一口飲んだら、もうそれで終わりの世界なのです(まあ、ケチケチすること
なく、追加注文すれば済む話ではありますが……)。
それを考えると、もし、スタバが本格的にフランスに進出したら、フランス人は、ど
う受け止めるのか、ちょっと興味があります。
フランスには、マックやバーガー・キングといった米資本のファストフードもそれな
りに人は入っていますので、まあ、表向きは眉をひそめつつも、スタバのあのコーヒー
であれば、一定レベルは客が入るんじゃないかと思います。
逆に、そういう形で、既存の地元のカフェとの間で、適度な「自由競争」が起これば、
そのうち、おかわり自由のカフェあたりが出現して、私のようなコーヒー好きには非常
にありがたいことだと、まったく都合のいいことを考えているのですが(笑)。

back
|